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1995/6/14→7/30 ベニサン・ピット
作◎アントン・チェーホフ
英訳◎マイケル・フレイン
訳◎小田島雄志
演出◎デヴィッド・ルヴォー
通訳◎児玉寿愛
装置◎ヴィッキー・モーティマー
照明◎沢田祐二
衣裳◎黒須はな子
音響◎高橋 巖
ヘア&メイクアップ◎高橋功亘
舞台監督◎小笠原修一
アンドレイ・プローゾロフ◎木場勝己
ナターシャ◎高畑淳子
オルガ◎倉野章子
マーシャ◎佐藤オリエ
イリーナ◎植野葉子
クリーギン◎戸井田稔
ヴェルシーニン◎大鷹明良
トゥーゼンバッハ男爵◎平田 満
ソリョーニ◎千葉哲也
チェブトゥイキン◎ドン貫太郎
フェードティック◎三浦賢二
ローデ◎春海四方
フェラポント◎中井啓輔
アンフィーサ◎中村美代子
兵卒達◎朝倉杉男 田中龍
小間使い達◎鈴木浩司 横尾登茂美
楽士◎川上 智

孤独の深さを丁寧に描く
夢も希望もあったはずの生活が色あせ,思わず「こんなはずではなかったのに」ともらしてしまう.一人ひとりのため息が聞こえそうなほど,孤独の深さが丁寧に描かれた.だからこそ,終幕部で三人の姉妹が繰り返すせりふが生きてくる.「生きていかなければ」.悲壮な覚悟の言葉が力強く響き,人に対する優しさとなって現れた —読売新聞 杉山 弘

豊かなドラマたたえる神経の行き届いた演出
家具調度の位置や質感から俳優のちょっとした仕草までの「目に見えるディテール」と,登場人物の希望と絶望,自己過信と自己不信,甘い悲哀感と辛い滑稽感などの「目に見えない内心の葛藤」と,その両方にルヴォーほど神経の行き届いた演出を見せた例は珍しいだろう. —産経新聞 小田島雄志

密度の濃い舞台
チェーホフは,ドラマの経過を姉妹たちの家庭のなかだけで細密に描きながら,外部で起きる事件は視野からはずし,作者の主観も吹き消している.そのため現実に侵食されていく生活のありさまが,あたかも時の流れに風化される人間存在の永遠・客観の相といった印象を与える.そこに時代を超えた普遍性がある。ルヴォーの演出はそういう作品の性格を確かに押えている —日経新聞 川本雄三

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三人姉妹